子供の頃から控えめで真面目だったKさんは、コミュニケーションが苦手で、学校でもなるべく人と関わらないように生活してきました。

２２歳の時に職場で同僚の女性たちからいじめにあい、半年ほどはいじめに耐えながら出勤していましたが、とうとう体調を崩し行けなくなってしまいました。

それからどんどん自室にこもるようになり、ストレスから拒食や過食（摂食障害）をくり返し、どう対応してよいのかわからない日々が続きました。　体調が良いときにはアルバイトなどにも挑戦しましたが、数日で行けなくなる…というくり返しでした。そんな中解決サポートにご相談頂きました。何度も何度もKさんのもとに通いながらサポートスタッフとの信頼関係を構築していきました。　サポートスタッフと一緒に外出したり、習い事に通ったりと、少しずつ行動範囲を広げ、色々な方とふれあう時間を作っていきました。

ひきこもりを脱出するには、ご家族以外の第三者が関わることがとても大きなきっかけとなります。　今では友人もでき、毎日ではありませんがKさんのペースで働きながら楽しく生活しています。