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ひきこもり相談、2カ月で延べ248件 40代男性が最多 最長20年以上のケースも

2019.09.26

兵庫県明石市は24日、7月に開設した「ひきこもり相談支援課」が8月30日までの約2カ月間で受けた相談が延べ248件に上ったと明らかにした。相談者は40代の男性が最も多く、ひきこもり期間は10~20年未満が約1割いた。最長で20年以上のケースもあった。
 24日の市議会文教厚生常任委員会で説明した。
 相談者は計105人。うち男性が75人と女性の21人を大きく上回った。年代は男女とも40代が最も多く、全体で24人だった。男性の場合、40代に続き20代(9人)、30代(7人)が多かった。
 相談者は、ひきこもりの当事者が最も多い40人。市は「ひきこもり支援を看板に掲げたことで、当事者に分かりやすかったのでは」と説明した。次いで母親(29人)、父親(10人)と続いた。
 ひきこもり期間については、1年未満が18人と最も多い一方、10~19年が13人、20年以上が6人と問題の深刻さをうかがわせた。
 相談内容は「就職する自信が持てない」「今後の健康が心配」「自分に合った居場所が見つからない」「家族とのコミュニケーションがうまく取れない」などがあったという。
 相談の手段では、専門ダイヤルを含む電話が188件と多く、面接が40件、メールが10件だった。

引用先:https://this.kiji.is/549739343118238817

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