相談解決事例
47歳女性パニック障害・ひきこもり
Aさんは43歳のときに兄が運転する車の中で心悸亢進、呼吸困難、胸痛、冷や汗、めまい、口渇からなるパニック発作を起こしました。2回目の発作は美容室で髪を切ってもらっているときに起こり、その時初めて死を覚悟するほどの恐怖感に襲われました。
それからは外出しようとすると意識が遠のくようなパニック発作の前兆の感じがして家から出られなくなってしまいました。 両親になかなか理解してもらえず小言や嫌味を言われ、自分の苦しみがわかってもらえない辛さから暴言を吐いたり、物にあたってしまうこともありました。 離れて暮らしているお兄さんから相談があり、サポートへ!
サポートスタッフとともに来院し、パニック障害の薬物療法と認知行動療法が始まりました。2週間に1度臨床心理士のカウンセリングへも通い、少しずつですが、サポートスタッフと一緒ならコンビニや電車に乗れるなど外出ができるようになっていきました。
現在は弊社の近くで一人暮らしをしながら、就労にむけてのトレーニングをしています。