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過労で身体を壊し、再就職難で引きこもり。ゲーム依存生活から再起を目指す45歳男性

2019.08.15

この10年で少しずつではあるが、現状と課題が可視化されてきた引きこもり問題。引きこもり中年の実情に迫るべく、当事者たちの声を拾い、現状をリポートしていく。
過労きっかけで引きこもり。ゲームに現実逃避
「元事務次官事件』のように、それ自体は悪い存在ではないのに、引きこもりの過ごし方としてしばしばやり玉に上げられがちなゲーム。引きこもり歴12年の野田義人さん(仮名・45歳)の日課もオンラインゲームだ。

「ゲームしている間は余計なことを考えずに済むので……。やりすぎはマズいとわかっているんですけど、のめり込んでしまうんです」

 大学卒業後、ゼネコンに就職するが過労で体を壊し、29歳で退社。フリーターを経て再就職しようとするも仕事が決まらず、33歳のときから引きこもりだという。

「職歴に空白があるのに、倍率の高い人気企業ばかりに応募し続けた結果です。当時は不採用通知が届くたびに『見る目がない!』と親に当たり散らし、最終的に現実逃避をしてしまったんです」

 逃避先がゲームだったという。
毎日10時間以上プレイ。親兄弟にカネをせびって課金
「子供の頃からゲーム好きでフリーター時代も熱中していました。それが引きこもって完全に歯止めが利かなくなりましたね。プレイ時間は毎日10時間以上。課金でなけなしの貯金もすぐに使い果たし、親や弟に小遣いをせびってはそれをまた課金に回していました」

 見かねた弟にカウンセリングに連行され、立ち直るきっかけになったという。
週3回のバイト。自分なりの社会復帰
「3年前から週3日、運送会社の集配所でアルバイトをしています。昔のようにフルタイムで働くのは難しいし、自分にとっての社会復帰はこれが限界かなって」

 友人とは関係が切れてしまい、バイト以外はほぼ自室にいるとか。

「することがないから結局ゲームをしちゃうんです。今は時間を決めて遊んでいますが、歯止めが利かなくなりそうで怖い。ただ、自分は家族の世話になっているので、これ以上の迷惑はかけられません」

 自分なりにプレイ時間を抑制する意志がある限り、彼の社会復帰もそう遠くないはずだ。

<将来への展望>
社会復帰してもバイト止まり。こんな人生、無理ゲーすぎる

― 引きこもり中年の衝撃 ―
ハーバービジネスオンライン

引用先:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190815-00199291-hbolz-soci

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