ひきこもり

ひきこもりとは

「ひきこもり」は病気ではありません。つまり、病名や診断名ではありません。

「ニート」「不登校」「家庭内暴力」といった言葉と同様、ひとつの状態を示す言葉です。
厚生労働省では、ひきこもり(社会的ひきこもり)を『自宅にひきこもって学校や会社に行かず(社会参加をしない状態)、家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヶ月以上続いており統合失調症(精神分裂病)やうつ病などの精神障害が第一の原因とは考えにくいもの』と定義しています。つまり厚生労働省は、自宅療養を必要とする病気を患っていない者で、外出しようと思えばできるにもかかわらず、長期間に渡って外出しないものを「ひきこもり」として、考えているようです。この厚生労働省の定義によるひきこもりの人数は、現在「推定100万人以上いる」と言われています。しかし定義のとおり自宅に物理的にひきこもっているわけではなく「ひきこもり」にも色々なパターンが存在しています。もちろん定義どおりの状態の人が多いのは事実ですが、なかには一人でならコンビニや本屋、レンタルビデオ店、あるいは映画館やスポーツ観戦、コンサート、アミューズメントパークなどにも行けるような活動的な「ひきこもり」事例も存在しています。一時的に外出ができる方たちも「ひきこもり(社会的ひきこもり)」状態にあるとみなしています。重要なことなので何度も説明しますが「ひきこもり」は病名ではありません。またそこにはいかなる価値判断も含まれません。ある人の状態を「ひきこもり(社会的ひきこもり)」であるとみなしたとしても、そのこととその人の個人的評価は無関係です。むしろ重要なのは、「社会参加をしていない」ということです。社会参加というのは、「就学」「就労」「家族以外の親密な対人関係」のうち、いずれか一つでも該当していれば社会参加しているものとみなします。

ひきこもりとはどんな状態

不登校などからはじまって、成人してからも学校や仕事に就くことなく、また家族以外の人間関係を持つことも避けて過ごしている人たちです。

彼らは、普段はほとんど外出しないまま何年にもわたって自分の部屋に閉じこもりつづけ、昼夜が逆転した、不規則な生活を送っていることが多いようです。また長期化にともなって、さまざまな精神症状がでてくることがあります。詳しくは別のページで説明しておりますが、対人恐怖症状、およびその発展形としての自己臭、視線恐怖、醜形恐怖など、あるいは近隣住民などに対する被害念慮、手洗い・確認などの強迫行為、心気症状、不眠、家庭内暴力、抑うつ気分、希死念慮、自殺企図など個人差はありますがしばしばみられます。もちろん精神医学的には全く問題のないケースもあります。一口に「ひきこもり(社会的ひきこもり)」といっても、かなり幅のある概念といえるでしょう。

ひきこもりの原因

ひきこもり(社会的ひきこもり)の原因には様々な悩みや問題ごとが隠れています。
もともと友達が少なかったり、対人関係が苦手だったりする人がかなり多いのは事実ですが、そういう傾向がない人がひきこもることも珍しくありません。「ひきこもりの人はみんな対人恐怖」という指摘は、明らかに事実に反しています。 たとえば、デイケアやイベント集会などの場面では、非常におしゃべりだったり、対人スキルのすぐれた人もよく見かけます。また、ひとくちに対人困難といっても、一対一では緊張するけれども、何百人もの観衆の前では堂々と話せる人、 あるいは集団は苦手だけれど数人のグループだったら平気な人など、さまざまなタイプが含まれてきます。こうした事実だけからも、対人恐怖、あるいは対人困難とひきこもりが同じであるとする結論は間違いということになります。 ただ、ひきこもるきっかけとして、よく見られる原因として挙げるとすれば、成績の低下、受験・就労の失敗、友人の裏切り、失恋、いじめなど、一種の挫折体験などが挙げられます。 「きっかけがよくわからない」という統計も過半数近くを占めている為、これはこれで重要な事実だと思います。また、いわゆる「不登校」からの延長線で長期化している事例も決して少なくありません。

「ひきこもり」は「ぜいたく病」

「ひきこもり」の存在は、つまるところ豊かな日本社会が生み出した、一種の「ぜいたく病」ではないでしょうか。
たしかに多くの発展途上国においては「ひきこもり」は存在しないといわれています。
その理由はご存知の通りひきこもってしまうと生存すら危うくなるからです。
結論を言いますと「ひきこもり」は衣食住が満たされた成熟社会でなければありえない「ぜいたく病」であると言えます。
他にも、ニート、不登校、摂食障害、依存症なども「ぜいたく病」であると言えます。

「ひきこもり」は病気か

「ひきこもり」は病気ではありません。また常に症状や問題行動とみなされるべきでもありません。 出口(ゴール)さえ確保しておけば、ひきこもりはきわめて創造的で、実り豊かな経験になりうることも考えられます。 ただこの「出口の確保」こそがかなりの難題で実行できるケースはかなり少ないです。 そして、出口(ゴール)のないひきこもり状態は、容易にさまざまな病理の温床と化してしまうこともまた事実なのです。 「怠け」や「甘え」については、何とも言えませんがその言葉の定義にもよるでしょう。 ただもしそれが「ひきこもり」状況に甘んじて、いっさい悩んだり葛藤したりしていないことを指しているのであれば、あきらかに事実とは異なります。 それというのも、彼らのほとんどは、自分のひきこもり状態に、ひどく苦しんでいるからです。それでもなお、怠けであり甘えであると決めつけたい人には、あえて反論はいたしません。 ただ、そういう批判をしたがる人々の欲望について、精神分析的な関心はあります。

よくある状態と経過

CASE1
CASE2
CASE3
CASE4
CASE5
CASE6

ひきこもりからの脱出

ひきこもり本人も、ご家族(ご両親・祖父母・兄弟・姉妹)も何とかしなければと、悩んでおられると思いますが、ひきこもり本人とご家族との話し合い(意思の疎通)がとても難しく、気持ちだけが焦り空回りし解決方法も見当たらず、 ただただ時間だけが過ぎて行き、解決されないままひきこもり本人もご家族も年齢だけが加算されさらに焦ってしまわれているのが最も多い現状です。ひきこもり状態から脱出させるにはひきこもり本人の性格・状態・生活パターンをしっかりと 把握することが大切です。ひきこもり本人に合ったプランとペースで向き合い接することでひきこもりからの脱出は十分可能です。ひきこもりを続けていると最終的には何をするにも全てが面倒になり「人と関わりたくない…」「人と関われない…」 「生きることに疲れた…」「生き方がわからない…」「死にたい…」など人間としての機能を失い、人と関わりたくても関われなくなってしまい、社会復帰も自立も、もちろん生きてくことさえも出来なくなってしまうのです。 とにかく、ひきこもりから脱出させるには、原因を確かめ、状態を把握し、そして一番大切なのはひきこもり本人を理解してあげることです。ひきこもり本人と向き合い一緒に行動してあげることにより改善・解決は可能になります。 大切なご家族を、ひきこもりから早く脱出させたいと思っておられるならば、1日も早く行動を起こしてください。

「ひきこもり…」解決サポートでは、「診察や診断」といった医療行為は行っておりません。ひきこもりの方々によくみられる「ひきこもりの特性」を理解し改善・解決へ向けてのアドバイスやサポート(社会復帰・自立支援)を、ご提供しております。 私たち「ひきこもり…」解決サポートが、ご家族の皆様の悩みや問題を全力でサポートし解決へと導いていきます。

様々な状態に対応

「男女のお悩み」解決サポート

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