Hさんは中学生のときにいじめにあい、保健室登校をしながら卒業。地元の高校は避けたいということで少し離れた高校に入学しましたが、２年生のときに友人とのトラブルから孤立してしまい不登校からそのままひきこもりへ。

カーテンも閉め切り、暗い部屋で朝から晩までパソコンをして過ごす息子を心配し、ご両親はいくつかの相談機関へ助けをもとめましたが、話を聞くだけで実際に動きがなく、１、２回面談にきても、Hさんが拒否するため、そのままになってしまったりと納得のいく支援が受けられず途方に暮れているときに、知人の紹介で解決サポートにご連絡をくださいました。　サポートスタッフが月に数回、Hさんのもとに訪問していく中で、少しずつ自分の話をしてくれるようになり、Hさんの興味のあることに対して、一緒に取り組みながら少しずつ社会との関りを増やしていきました。

現在は高等学校卒業程度認定試験を受けるために、塾へ通いながら週に３日はアルバイトをして頑張っています。