相談解決事例
31歳男性 発達障害・ひきこもり9年
Sさんは幼いころからまわりと合わせることが出来ず、常に先生から注意を受けているような子供でした。 中学生のときに場の空気が読めないという理由からいじめにあい、不登校になりました。その後、通信制の高校を卒業し、新しい環境でやり直したいと大学にも行きましたが、そこでも人間関係がうまくいかず、中退。
大学も辞め、働かないことでご両親との関係が悪くなったため、食事も部屋でとり、両親のいない時間だけ部屋から出るといった生活が9年続きました。 サポートを開始してから数カ月ほどたったころに、サポートスタッフと一緒に心療内科へ受診すると、発達障害の診断が出ました。 Sさんは内心ほっとしたと言われていました。 それからは、自分とうまくつきあっていくにはどうすればいいのか、今まで感じてきた生きづらさを軽減する生き方をサポートスタッフと一緒に考え、色々なことを試しながらトレーニングをしました。
現在は、発達障害を理解してくださる職場に出会い、働きながら一人暮らしをされています。