大手企業に就職していたTさんは、上司からのパワハラによる精神的・身体的苦痛を与えられ、自宅にこもるようになりました。その頃から親子の関係も悪くなり家庭内暴力へと発展。ご両親は誰にも相談できず、ただただ暴力に耐え、親戚や地域からも孤立していきました。お父様の退職を機に、勇気を出して解決サポートへ相談してくださいました。

ご本人と面談したところ、ご本人は自責の念でとても苦しまれていました。何度も話し合いをした結果、Tさんは家から出て生活改善・就労支援のプログラムを受けることになりました。 昼夜逆転のリズムはかなり早くに改善し、いくつかの就労体験をする中で、元々細かい作業が好きだったTさんは組立作業を行う工場への就職を希望し、現在は心も身体も安定した生活を送っています。