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家族という名の足かせ。虐待を受けた者は、将来、加害者になってしまうか?
  • 父親からの暴力に怯えていた子ども時代。 もし私が母親になったら、絶対に暴力を振るったりしない。 そう思っていたけれど──。 自分のうちに潜む暴力性や加害性について、あたそさんがハフポスト日本版に寄稿しました。



    突然、家に帰ってこなくなった父





    暴力の被害にあった人が加害者側になってしまうのが、わかる自分


    「虐待された子ども、家庭内暴力を受けた子どもは、自分が親になったときに子どもに暴力を振るってしまう可能性が高い」という調査結果をどこかで見たことがある。この事実を知ったとき、私はなぜだろうと思っていた。もし私が母親になったら、絶対に暴力を振るったりしない。同じような惨めな思いは絶対にさせない。それは、私が実際に両親から日常的に暴力を受けていたからこそ抱く思いだった。 前提として、自分より弱い存在である女性や子どもに手を上げるなんてあり得ないことではあるが、なぜ自分が経験した辛い出来事を繰り返してしまうのか。とにかく、不思議だった。 しかし、大人になった今、暴力の被害にあった人が加害者側になってしまうのも、なんとなくわかる自分がいる。 私はいつも、後になってから気が付く。例えば、家に帰るまでの電車のなかや、シャワーを浴びているとき、ふと頭のなかに空白ができたとき、飲み会の席やさりげないコミュニケーションのなかで、誰かを傷つけてしまったことがはっきりとわかる瞬間がある。もしかしたら、取り返しのつかないことを言ってしまったのかもしれない。そう気が付いたときは大抵遅くて、身動きが取れない。実際に、疎遠になってしまった人だっている。私は、大事なタイミングをいつも見逃しているのだ。



    自分の他者への攻撃性が怖い





    過去は消せないし、消えない





    引用先:家族という名の足かせ。虐待を受けた者は、将来、加害者になってしまうか?(ハフポスト日本版) – Yahoo!ニュース


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