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ウチの子は発達障害? 繊細すぎる子との違いや育て方のコツを医師が解説




  • 繊細な子ども(HSC)と発達障害の子どもの違い





    集団の中で体調不良を起こしてしまう




    繊細な子ども(HSC)も発達障害の子どもも接し方の基本は同じ





    悩みを聞き、困りごとに一つずつ対応していく


    発達障害の場合は、相手の気持ちや立場を考えるようなことはありません。空気を読んで周りに対する気遣いを見せるようなことも苦手なので、空気を読んで周りを気遣う子どもは、おそらくHSCの可能性が高いといえます。 ただ、子どもの場合は、曖昧なことも多いため、HSCか発達障害かを躍起になって診断をつける必要はありません。決めつけることで子どもにレッテルを貼り、「この子は、こういう特性が見受けられるから、こういうふうに対応したほうがいい」と、型にはめてしまうこともあります。それをして安心するのは周りの大人たちだけです。 特に、HSCの場合、子どもの頃から物事の本質を見抜くところがあるので、「嫌なところを突いてくる扱いにくい子、厄介な子」と、大人から邪険に扱われることも。そういう経験が続くと、自分の価値を自分で認められなくなり、成長するに従って繊細な気質はどんどん強くなってしまいます。まずは、今の環境の中で、困っていることがないかを真剣に聞き、その困りごとに一つずつ対応していくことが大事です。HSCには、環境要因が強く気質に表れます。上記のように共感、見守り、理解のある環境で、自分の価値を認められるような子ども時代を過ごすことができれば、繊細な気質は薄まっていくこともあるのです。 また、HSCにきょうだいがいる場合、自分たちの間に公平な扱いを求めるため、公平ではないと感じると不満が強く出ます。HSCであることを意識せず、公平な対応を心がけましょう。


    新宿ストレスクリニック名古屋院院長 本 将昂(もと・まさたか) 【Profile】 精神保健指定医。日本精神神経学会認定精神科専門医。2011年、京都大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院精神神経科、大阪赤十字病院精神神経科、関西青少年サナトリューム、新宿ストレスクリニック梅田院勤務を経て、2018年8月より新宿ストレスクリニック名古屋院院長に就任。患者一人一人の悩みと向き合うていねいなカウンセリングと診療に定評がある。近著に『「繊細な人」の心がすーっと楽になるヒント』(宝島社)がある。


    引用先:ウチの子は発達障害? 繊細すぎる子との違いや育て方のコツを医師が解説(FASHION BOX) – Yahoo!ニュース




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