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ひろゆきが考える「親が子どもに冗談でも言ってはいけない言葉」ワースト1
  • ―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―


    「親ガチャ」問題でも、ストレートな発言が話題を呼んでいる論破王・ひろゆき氏。子育て&教育論をまとめた著書『僕が親ならこう育てるね』も発売即重版となるなど、子育てに悩む親の心に響く発言をするひろゆき氏だが、子どもには冗談でも言ってはいけないNGワードがあるという。それはいったい何なのか?


    親は冗談のつもりで言ったことでも、子どもは傷つく

    「あなたは橋の下で拾ってきた子どもだから」


     そんな冗談を親から言われたことがある人もいるかと思います。親は冗談のつもりで言ったことでも、子どもは傷つくことがあるわけですが、僕は冗談の中身よりも、まず冗談として受け止めてもらえない関係に問題があると考えています。


     これは親子関係だけでなく、友人や職場の同僚でも言えることですが、何かを言ったときに、相手が「冗談として面白がってくれるか?」「本気でとらえてしまうか?」の境があやふやな関係では言うべきはないでしょう。


     逆に、冗談をわかり合える関係なら「川で拾ってきた」とか言っても問題ないわけです。


    無意識のうちに子どもを傷つけているかもしれない

     しかし、関係性があっても言ってはいけない冗談もあります。それは、性格や才能といった客観的指標のない事柄に対するマイナス評価です。


     ある上場企業の創業者は、親から「お前は人に好かれない性格だ」と子どもの頃、言われ続けたそうです。


     その人はそれが原因で何か行動を起こすとき、二の足を踏むようになったそうですが、40歳を過ぎた頃「なぜその言葉を言ったのか?」を親に確認しました。


     親の返答は「まったく覚えていない」だったそうです。


    「覆せないマイナス評価」は子どもの可能性を閉じる

     また、「お前には音楽の才能がない」と冗談で言ったとしましょう。「才能がある」根拠を示すことは難しいわけですが、「音楽の才能がない」という客観的な根拠もないわけです。


     このように客観的指標がない事柄に対してマイナスの評価をしてしまうと、その人はそれを覆す材料を見つけられないまま、自分がダメであると感じてしまいます。たとえ冗談で言ったことであろうとも、打ち消すことができないわけです。


     それが親から言われたことであれば、なおさら子どもは素直に受け入れてしまいます。


    「橋の下で拾ってきた子どもだから」


     これは調べれば嘘であることはわかるので、事実と違う冗談として伝えても大した問題ではありません。


    「信じてくれる人がいる」と子どもに伝わる言葉をかける

     個人差はあるにせよ、大抵の物事は膨大な時間をかけて学べば、それなりのレベルになります。


    「できない」「才能がない」と冗談で言ってしまうと、その子どもが能力を発揮したり身につけたりする可能性が下がります。


     逆に、プラス評価を冗談でも言うと、子どもはやる気を出して、才能にかかわらず、それなりのレベルに到達する可能性があるわけです。


     親の冗談で子供の可能性を閉じるのは問題です。


     冗談を言うなら、子どもとの関係を考慮するのは当然として、「君なら絶対うまくいく」みたいな、根拠なくとも信じてくれる人がいると思えるようなプラスの言葉をかけてあげるべきと思うのです。


    ―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―


    【ひろゆき】

    西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。『僕が親ならこう育てるね』という初の子育て論本が発売。著者印税は児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられる


    引用先:https://news.yahoo.co.jp/articles/f963376a9261c1c1cf0debb78cd8c160aa426fbf


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