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客は「8割が中高生」か…17歳少女に“シャンパン” コンセプトカフェの経営者ら逮捕
東京・歌舞伎町にあるメンズコンセプトカフェの経営者ら2人が、風営法違反の疑いで逮捕されました。
警視庁によると、メンズコンセプトカフェ「NAカフェ」の経営者・畑中卓也容疑者(41)と従業員だった男(20)の2人は、2022年に10代の女子高校生の客らに酒を提供した疑いなどで、逮捕されました。
事件が起きたのは“メンズ地下アイドル”の事務所が手がける、「NAカフェ」というコンセプトカフェです。若い女性をターゲットにしていて、人気のあるキャストはアイドルとしてデビューできる仕組みになっているといいます。
畑中容疑者と従業員だった男は、去年1月、当時16歳だった女子高校生にスパークリングワインを提供したり、去年2月、当時17歳だったアルバイトの少女に、来店1か月記念と称して1本30万円のシャンパンを注文させたりしたということです。
去年働いていた男性
「(客は)8割くらいは中高生だと思います」
ーーーー女子高校生・中学生もお酒は?
去年働いていた男性
「飲んでます。店側からも『お酒あおれ』と言われて。酔わせたら(お金)取りやすいから」
「多いと(1日で)30万円、40万円使ってる子もいました。パパ活とか(している子)が多かったですね 」
今回の事件で、2人の少女は歌舞伎町の一角にある未成年者のたまり場「トー横」周辺で店に誘われたといいます。
そして、従業員だった男のファンになり、いわゆる「推し活」としてそれぞれ15回ほど来店。女子高校生は約50万円、アルバイトの少女は約33万円を使ったということです。
調べに対し、畑中容疑者らは容疑を一部否認しているということですが、警視庁は、店が月に1000万円以上売り上げていたとみて詳しく調べています。
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この店では、別の従業員の男が店内で女子高校生にわいせつな行為をしたとして、今年1月に逮捕され、その際、警視庁が店を家宅捜索していました。
警視庁によると、メンズコンセプトカフェやメンズ地下アイドルをめぐっては、未成年の中学生や高校生が、“推し”のキャストやアイドルのために“パパ活”や援助交際で金を稼いで貢いでいるといった相談件数が急増しているといいます。
警視庁への相談件数は、去年1年間で52件、今年は33件(3月28日時点)にのぼっています。
引用先:https://news.yahoo.co.jp/articles/1dc1129617db98b6f057a1a3409679b4b3ad950f