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PCを買ってもらえず…59歳引きこもり男性が父親を殺害

2015.10.27

 かつて引きこもりと言えば社会に適応できない若者の問題といった認識が一般的でしたが、もはやその半数が中年男性となっているようです。若い頃に引きこもりとなってしまい長期間にわたって継続しているというケースもあれば、仕事のストレスから適応障害となってしまい、引きこもり生活に入るケースまで、さまざまな背景があるようです。

 当人の苦しみは勿論のこと、彼らを養う親たちの苦しみも表面化しつつあります。引きこもり生活を続けるわが子と無理心中を図る事件や、逆に子どもの側が親を殺傷する事件まで、陰惨な事件が毎年のように起きているのです。

引きこもり大国といわれる日本の闇は余りにも深いといえそうです。

【PCを買ってもらえず…59歳引きこもり男性が父親を殺害】

 三重県四日市市で昨年5月、30年以上引きこもり生活を送っていた自宅で、同居する高齢の父親を殺害したとして、殺人罪に問われた無職、田中直哉被告(59)の裁判員裁判で津地裁は27日、懲役9年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。

 増田啓祐裁判長は判決理由で「パソコンを買ってもらえなかったことを恨んだ犯行。何度も首を絞め、強固な殺意が認められる」と指摘した。

 弁護側は最終弁論で「犯行時は心神耗弱状態だった」と主張したが、増田裁判長は「自らの行動を制御する力が減退していたとはいえない」と退けた。

 判決によると、被告は大学卒業後、引きこもり。母親の死後は父親と2人暮らしだった。昨年5月1日午前0時ごろ、父親の喜代司さん=当時(81)=がパソコンを買ってくれないことを恨み、自宅で喜代司さんの首をこたつのコードで絞め窒息死させた。

記事詳細 
http://matome.naver.jp/odai/2144616764574877601

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